住まいを、もう少し丁寧に探す。
平野 千晴がNova Prairieを立ち上げたのは2017年の秋のことです。それまで8年間、熊本市内の大手仲介会社で主に投資用マンションの売買を担当していました。数字の上では順調でしたが、ある日、引き渡しを終えたばかりのお客様から「あの物件、思っていた街と違いました」という一言をもらいました。その言葉が長く頭に残り、「物件を売ることと、住まいを届けることは別のことかもしれない」という問いが独立の出発点になりました。
事務所は熊本市中央区に構えています。開業当初は売買仲介だけを手がけていましたが、2019年ごろから相続に関わる相談が増え始めました。親が残した実家をどうするか、名義が複数に分かれた土地をどう整理するか。そうした案件は、法律・税務・感情が複雑に絡み合っていて、単純な仲介の枠では収まりません。地元の司法書士事務所や税理士と連携する体制を整えたのもこの時期で、今では相談全体の約三割が相続・空き家関連です。




